後遺症に苦しみながらも楽しみは継続
| 我が家ではビールと呼んでいる(苦笑) |
病気のことは前回触れたが、実は、年明けそうそう前立腺の全摘手術を受けていて、今日までに約8ヶ月が経過している。この間、徐々に癒えてきているとはいえ、この治療の最大の後遺症の尿漏れは、いまだ続いている。情けないことだが「尿漏れパッド」なるものを身につけ、この症状に対処している。自分も病気が発覚してから初めて知ったのだが、前立腺というのは、機能のひとつに排尿のコントロールをつかさどっているらしい。術後はおしっこが駄々洩れ状態で、気づけば尿もれパッドはパンパンになっていた。自分の場合、8か月を過ぎた今、1日に1~2枚の尿もれパッドを使っている。もれる量は確かに減ってきた。ただ、完全ではない。ネット情報によると術後1か月でパッドなしとなる患者もいれば、1年たっても10%未満の方がパッドを外せないでいるらしい。自分はどうなるのか、悩んでもしょうがないと思いながらも、ついつい考え込むことはある。
このほかにも、医師からの事前の説明はなかったが、とにかく常に尿意を感じることが煩わしい。下腹部の苦しみや、おち⚪︎ち⚪︎のモゾモゾ感は、地味に苦しい。したいと思ってその都度トイレに行っても量が出ない。それでも尿意は続く。この繰り返し。この状態がこれからも続くと思うと、やや精神的にも参ってしまうが、最近では悩みながらも受け入れるしかないと悟ってきた。それと、尿もれパッドをつけている状態では、トイレではいわゆる立ちションができない。基本、個室でお座り。今は、駄々洩れというわけではないので、立ちションができないこともないけど、やはり尿漏れパッドを隣の人に見られたくないので無理かな。
今やれること、それは骨盤底筋体操とやらをひたすら地道に繰り返すしかなさそう。大好きな山歩きができるようになるのは、果たしていつになることやら。もしかして本当にできなくなるかもしれないと思うこともあるが、今は考えないでおく。手術前は、もう少し楽観的に考えていたけど、おしっこ問題がこんなにも大変だとは思わなかった。多分、医療側もこの問題について、それほど大きな問題と捉えていないのではないだろうか。なんとなくそう思う。正直、病気のことを甘く見てた。
ところで、自分、お酒が大好きで、ほぼ毎日ビールなどをたしなんでいる。知らない人が聞けば、尿もれに悪いのではないかと、思ってしまうかもしれないが、まあ、短期的にはそうかもしれない。お酒は利尿作用があるから。ただ、言い訳をするわけではないが、長い目で見れば、自分の嗜好を継続できて完治するのが今のところ理想と思ってる。医師からも生活面での制約事項はないと言われているので、やればできるはずと思っている。
でも、このまま尿漏れが治らないようであれば、どうしようか。ビールは好きだけど、減酒、禁酒も考えてみようかな。どうしようかな。でも、今はまだやめたくないかな。
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