ブラックフライデーとやら
| こんなに買ってどうするってくらい... |
最近やたらとブラックフライデーという言葉が飛び交っている。いつもの営業メールにもやたらとこの言葉が入り込んでいて、なにやらすごいことが起きそうな気分にさせられる。調べてみると、「米国の感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日を指し、この日から全米各地で大規模なセール(安売り)がスタートします。 米国の小売業界では1年で最も売り上げが見込まれる日とされており、年末商戦の幕開けにあたる一大プロモーションイベントとして注目されています。」(出典:SMBC証券)とある。
要はバーゲンセールなんですね。それにしても、なぜブラックなのだろう。まあ、そのことはどこぞのサイトにお任せすることとして、自分としては、新しいワードについていかねばということかな。ただ、自分が感じたように、消費者の多くは、最近流行ってきたこの「ブラックフライデー」とやらに気持ちも財布も踊らされているのではないだろうかと、やや心配。それとも日本経済を豊かにするためには、やはり個人消費を活性化させないとダメなのか。と、知った口をたたいてしまう。だからといって収入が増えないのに消費を増やしたら、生活はどうなるのだとも。こんなことを考え出したら、とてもじゃないが消費意欲は湧かない。
まあ、でもせっかくなのでこのブラックフライデーとやらに乗せてもらおうと思い、画像の商品を手に入れた。1000円に満たない安い品なので、日本経済には確実に寄与しないだろうが、久々の買い物に自分としては十分に満足した。今の自分としては、この程度の買い物が分相応だと思っている。なんとも安い男だ。
そう、自称ケチと名乗る自分、無駄な買い物はしない主義。いかにブラックフライデーと言われても、自分を見失わない筋金入りのどケチ。ただし、必要なものには金をしっかり使うことは忘れない。今は、その必要なものがないだけ。この先、何が待っているか分からない。今は見えない必要なものに備える期間だと考えている。もちろん明日は分からないけど。ただ、手元に金があるからといって、無駄遣いする誰かさん、人生は長く、世は乱れやすい。企業の営業戦略に過度に踊らされることなく、一歩先を見て自分のことは自分で守る行動が大事だと思う。違うだろうか。年寄りのあらぬ杞憂で済めばいいのだが。
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